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芝桜がつないだご縁

芝桜がつないだご縁 ギャラリー
芝桜がつないだご縁

宝篋山小田城コースの入口で、早朝から地元の方々が満開の芝桜を手入れしていました。

「活動を始めてから6年経ち、やっと地面が隠れるほど花が咲くようになったんです。」と、みなさん顔をほころばせます。
とはいえ、450平方メートルほどもある花畑を保全し続けることは、並大抵のことではなかったと思います。
宝篋山の伏流水が流れる日当たりバツグンの豊かな土壌でも、芝桜は繊細な植物。
水脈が深いところでは水やりしないと枯れてしまうし、すぐに他の野草との生存競争に負けてしまうそうです。
この日も枯れた株を取りのぞき、ご寄付いただいたという新しい株に植え替えていました。

「始めはたった2人で心細かったけど、今では協力してくれる方が10人を超えました。」
地道に一人ずつお声掛けしてきたそうです。
意外にもこの活動をされているのは、地区外から小田地区に移住して来られた方が大半とのこと。
「小田は風景が良いからって、引っ越してくる方が結構多いんですよ。」
なるほど、そういう方こそ小田の美しさをより感じているのですね。

これからの時期は隔週で除草などの作業をするそうです。
ひと仕事のあとは、お茶やコーヒーを頂きながら、会話が弾んでいました。
こんな芝桜が取り持ったご縁に加わりたい方も募集しているそうです。
ご興味ありましたらお取り次ぎしますので、小田協議会のお問合せ先までご連絡ください。

宝篋山登山に来られた方も、ぜひこの芝桜をご覧いただければ幸いです。
夜間は周りにイノシシ除けの電流を流していますが、跨いで入って頂けます。

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