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小田の3つの万灯 – 天神様

小田の3つの万灯 - 天神様 ギャラリー
小田の3つの万灯 - 天神様

つくば市小田に伝わる「3つの万灯」のうち最後の小田西部、天神様万灯が執り行われました。

小田西部の天満宮は、地元の方々から「天神様」と親しまれています。
江戸時代の農政学者、長島尉信(ながしまやすのぶ)の生家も近く、長く学問が盛んだった様子がうかがえます。

山車が引かれる大通りは、大きな古民家や寺社が並び、歴史を感じる美しい道。
そこから天神様に向かう参道沿いには、子どもたちが絵付けした箱型の万灯と、地元の芸術家が製作した竹筒の万灯が1、2メートル置きに並べられていました。

子どもたちの山車とお囃子

境内の参切太鼓が祭りの始まりを知らせると、いよいよ子どもたちがお囃子を載せた山車を引き、大通りを町の端まで練り歩きます。
終わるころにはもうすっかり日が落ちて、夜空には半月が輝いていました。

子どもたちは数ヶ月前から、この祭りのための「天神囃子込み」を練習してきました。
初めは上級生に手を持ってもらいどうにか叩いていた太鼓もすっかり上達して、一人ひとりが頑張ってきたことがよくわかります。
この祭りが夏休みの良い思い出になったらいいな、と思いました。

万灯の中を進むお囃子

夜になると境内には、たくさんの地元の方々が参拝や屋台に訪れていました。
万灯にも光が入り、辺りは幻想的な雰囲気に包まれます。

ここで改めて大通りの入口で参切太鼓が披露されると、お囃子がこの参道を進みます。
そして最後に天神様の拝殿の前で、散切太鼓を奉納しました。
厳かで粛々としたお囃子に、自然に拍手が沸き起こり祭りが締められました。

記者:めーさん、動画撮影:TKCツーリング

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