2025年1月18日(土)に行う小田の「どんど焼き」の準備が、今年も始まりました。
どんど焼きは、小正月に各ご家庭から持ち寄ったお正月飾りを燃やして、年神様をお送りする伝統行事です。
小田のものはさらに、小田城跡に巨大なやぐらを組み、盛大に焚き上げます。
1枚目の写真は去年の当日の様子です。
よろしければ、ぜひお正月飾りを持って小田城跡にお越しくださいませ。
最近はすっかり見かけなくなったこの行事ですが、小田では小田小交流プラザの施設をご利用いただいている小田協議会団体会員の七色武士さんが、世代を超えて跡を継ぎ活動を続けています。
この記事では筆者も体験してきた、その様子をお伝えします。
篠竹刈り
近隣の竹やぶに慣れた手つきで刈払機を回しながら、ガンガン入っていきます。
刈り出された竹のうち、細いものや枯れたものを取りのぞき、枝葉を剪定はさみで落とします。
それからトラックに積み込み、数回に分けて小田小交流プラザに運びました。
当日お餅を焼くために使う4,5mもある竹、およそ450本。なかなかに力も手間もかかります。
この日集まった5名では現地でやりきれず、途中からは周りが広いプラザで剪定することになりました。
竹やぶ周りの晩秋の道端にはセンダングサが鋭いとげで待ち構えており、ニット系の服はもれなくその攻撃にさらされます。
びっしりと付けられたズボンや軍手を、互いに指摘して笑い合いました。
稲わら作り
小田西部地区の方からいただいた大量の稲わらを、朝一番に田んぼから引き上げプラザに運んでいました。
篠竹刈りのあとお昼をはさみ、日暮れにかけてその稲わらを束ねる地道な作業に取り掛かります。
「無理しないで時々休んでくださいね~」と声をかけられた時、いつの間にか夢中になっている自分に気付きました。
共同作業で身体を使い稲わらや篠竹を感じていると、日頃のディスクワークで固まった頭が癒されるようです。
次は本番の1週間前くらいに、やぐらを組むそうです。
より詳しい情報が得られる、どんど焼きのホームページと七色武士さんのSNSには下記から入れます。
七色武士には小田地区の内外問わず、入会できるそうです。