朝から曇っているけど、やっぱり暑い夏休みの一日。
「青写真を感光するためのテーブルを、校庭のどこに置きましょうか?」
相談し始めたところで、次々と用事ができてそのままオープニングになだれ込みました。
人生最初の青写真
最初の一回は、みんなで一緒に「紙テープ」を撮ります。
生活科室は暗幕を閉めて暗くしてあります。
「感光紙は太陽に当てるとすぐ色が変わっちゃうから、ここでだけ封筒から出してね」
そうお約束をして、人生最初の青写真を制作しました。
「紙テープは手でちぎってもいいし、重ねたりしても面白いよ」
みんなそれぞれに考えながら、感光紙の上にレイアウト。
するとサポータが
「はい、じゃあ、こっちにどうぞー」
と外に案内してくれました。
青々とした芝生の校庭の一角に、黒いテーブルが1台。
そこで一斉に、被写体を出して感光を始めました。
「あ、なんか色変わってきた!」
と気づいちゃった子もいました。
でも今日は少し時間がかかるから、待っている間に「青写真のひみつクイズ」です。
そして感光が終わったら次は水洗い。次は「魔法水」に浸します。
くすんだ青が鮮やかなプルシャンブルーに変わり、グラデーションが現れると、
「キレイ!」「すごーい!」
そんな声があちこちから聞こえました。
次の「やってみたい」
ここからは自分で持ってきたものや、校庭から摘んできた野草を使い、それぞれの作品作り。
外のテーブルに、校庭中の野草が標本みたいに並びました。
「葉脈までキレイに写りましたね!」なんて、お母さんとお話してるのも、
次の被写体のセットに集中してて、聴こえてるのかなぁ。
ほかの子がクリアファイルにマジックで描いた絵を感光してるのをみて、
「あれと同じのをやりたい」
と、サポータにペンを借りて作り始める子。
展示していた手作りのカメラ・オブスキュラを自分でも作りたいと、訊きにくる子。
「ここが黄色くなったのはどうして?」と作品を持って質問にくる子も。
これには正直に「わからないなぁ」と答えました。
あとで調べてみると、植物のタンニンが感光剤と反応すると茶色になる、という研究がありました。
(わたしも試してみよう)
子どもたちに新しい宿題をもらった、夏休みでした。
記事:めーさん、撮影:はじめさん












