2024年7月27日、家庭科室にお集まりいただいた参加者のみなさまと、万華鏡作りを楽しみました。
親子が一緒に工作に取り組み、素敵な作品を完成させることができました。
ものづくりの体験
講師のカトちゃんが説明してくれた、万華鏡の作り方はとてもシンプルです。
とはいえ、きれいな万華鏡の像を得るためには、抑えなければならないポイントがあります。
「鏡の面を手で持たずに、3つの鏡の角を0.1mm以内にピッタリ合わせる。」
と言われて格闘しているうちに、鏡がバラバラになってしまう親子チームもありました。
でもそのうち、全ての鏡を一度に組み立てるのではなく、最初に真ん中の鏡の位置を決める子が現れます。
モノを扱う工作は誰がやっても、絵に描くような一筋縄ではいかないものです。
なので、手を動かし失敗を重ねアイデアが飛躍していく瞬間は、スタッフたちも心が躍ります。
こうした修正や作り直しを経て、それぞれが完璧を目指して三面鏡を作りました。
万華鏡ができた!
グルーガンで全体を組み立てると早速、万華鏡をかざしてみます。
落ちてくるビーズが、カーテン越しの柔らかい真夏の光でキラキラと輝きます。
自分で手作りした一度きりしか現れない像を、思う存分楽しんでいただけました。
この日の体験は、ケーブルテレビのACCSさんが取材に来てくださいました。
記者さんから「参加者もスタッフも、小田地区以外からたくさん来ているんですね。」と感想をいただきました。
確かにこうした地域拠点は、地区内で交流が閉ざされることが多いかもしれません。
実は小田地区では地域をまとめる方々が、何年もかけて活動を外に開く努力をされてきました。
それがどれだけ有り難いことなのか、改めて気づかされました。