スッキリと晴れた2024年10月20日の日没後、カメラ片手に小田城跡に出向くと、もう地元の方々が彗星を見にきていました。
暗い中定かではありませんが、10名はいらっしゃったでしょうか。
10月13日に地球に最接近した際には1等星でしたが、この一週間の曇天を経て5等星まで減光したようです。
そのため尾の部分を肉眼で見ることが、かなり難しくなりました。
折角やってきたのに彗星が特定できなかった中学生らしき一団と、バルブ撮影しているカメラのモニター画面をのぞき込み、尾が現れた時には「これだ~!」と叫んでしまいました。
この彗星は太陽の周回軌道から外れ、もう戻ってこないという説が出ています。
最後にみんなで見送れたことが、この日一番の思い出になりました。