日が暮れた小田の通りに、もう赤く灯された提灯が並んでいました。
田向延寿院の境内には、小田大獅子保存会のみなさんが、車や自転車で集まってきます。
小田祇園祭の小田中部区側の主役、「大獅子」とお囃子を受け継いでいる方々です。
東部区の八坂神社お囃子保存会のお囃子練習は屋内でしたが、こちらは屋外です。
延寿院の高台から、まちの中心に向かって太鼓を打ち鳴らします。
その音はもうすぐ祭りが来ることを告げるように、あたりに響き渡っていました。

東部区のお囃子が神事を支えるのに対し、
中部区では全長約15mの大獅子とともに祭りを盛り上げます。
小田祇園祭のクライマックス「顔合わせ」。
その終わりを知らせる「散切(サンギリ)」では、
巨大な大太鼓をたたきます。
輪郭のある力強い音色が、誰もが高揚して騒然とした場を鎮めるように聴こえます。
この日の練習には家族参加の方もいらっしゃいました。
子どもが小太鼓を鳴らし始めると、
ほかの方々が調子を合わせてくれて、ニコッとする場面も。
屋内で幣束を作りながら、時々出てきて笛の練習をする方や、
大獅子の製作や引き回しにだけ参加する方もいらっしゃいます。
それぞれの役割で祭りを支える人たちが集まる、夏の風景でした。
小田祇園祭は2026年7月18日(土)に開催されます。
祭りの流れや見どころ、今年の予定は、こちらの記事でご紹介しています。
お車でお越しの方は、交通規制や無料駐車場をご確認のうえお越しください。
小田祇園祭に関する記事は、こちらからご覧いただけます。
小田大獅子保存会の活動は、こちらのタグページでまとめてご覧いただけます。



