祭りまであと一週間を切った日曜日、小田の町内を散策しました。
田向延寿院の境内では、大獅子づくりがいよいよ大詰め。
小田東部八坂神社ではお神輿が拝殿にお出ましになる「お出」の神事が執り行われました。
終盤の大獅子づくり
朝から大獅子の頭を取り付ける作業が始まっていました。
本体に対して頭が傾かないよう、微調整していきます。
さらに下から見上げた観客と、獅子の目線がちょうど合うように。
少しずらして「こんな感じか?」と繰り返し確認していました。
そのあと大獅子を支える棒の長さを調整します。
前から一番棒、二番棒、三番棒と次第に短く、
ほかにスポット支援用の「ざこまた」もあります。
これも繊細な作業で、1cm単位で切り落としてはもう一度立て、確認していました。
祭り当日の昼間に子どもたちが引く「子獅子」も、大獅子と同じように頭を付け、
ササバモという水草で作った「神藻(モク)」の髪を飾ります。
作業の横では、タンタタ、タンタタ…と、太鼓の音がリズミカルに響いていました。
八坂神社のお出
午後になると八坂神社の境内に、今年の「当前(とうめ)」の方が続々と集まってきました。
神主をお呼びして「お出(おで)」の儀式があります。
祝詞のあとに、玉串の奉納があり、それからお神酒を順にいただきました。
午前中は「麦貰い(むぎもらい)」として、
地区の各ご家庭に奉納金をいただきに回ったそうです。
「これも昔は、御神馬を7日間や慕うための飼葉料だったんだよね」
往時の風景が、すこしだけ垣間見えた気がしました。
お出が終わると祭りの日まで、
当前は奉納金を持ってきてくださる方のために、交代で八坂神社に常駐するとのこと。
お神輿をお迎えした拝殿には赤く提灯が灯り、
境内の空気はもう祭りを待つものに変わっていました。
小田祇園祭は2026年7月18日(土)に開催されます。
祭りの流れや見どころ、今年の予定は、こちらの記事でご紹介しています。
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