2024年10月13日、家庭科室にお集まりいただいた参加者のみなさまと、化石レプリカ作りを楽しみました。
親子が一緒に工作に取り組み、素敵な作品を完成させることができました。
石膏でレプリカを作る
レプリカの作り方は、とっても簡単。
石膏の粉にぬるま湯を混ぜ、型に流すだけ!
そうは言っても、混ぜるのが遅いとダマになったり、乱暴に混ぜると空気の穴が沢山できてしまいます。
慎重に、でも急いで作業しました。
石膏の化学反応を待つ間、隣の生活科室で「化石ができるまで」のお話がありました。
今回レプリカを取る化石は、古生代から三葉虫、古生代~中性代からアンモナイト、新生代から巨大サメ メガロドンの歯の3つです。
「アンモナイトは、今も生きている生物の仲間です。オウムガイ以外で、それは何でしょうか?」
ちょっと難しいかな?との予想に反し、日頃から化石に関心がある子どもたちには「タコ!」と一発で当てられてしまいました。
現在の学説では、霊長類は約600~500万年前に現れたと言われています。
化石になった生物たちは絶滅するまで、いままでの霊長類の約4~72倍も長く世代を繋ぎました。
人類はあとどのくらい繁栄できるだろう?と考えると、それらの偉大さを感じます。
お話の後には家庭科室に戻り、まだわずかに温かさが残る型から石膏を外しました。
化石の緻密な形状を写すレプリカが取れた時には、満面の笑みが見られました。
レプリカに色を塗ってみる
「レプリカに好きな色を塗ってみよう!」のコーナーでは、色付けのサンプルに鬼滅の炭治郎柄に着色したメガロドンの歯が出てきて笑いを誘いました。
そしてここからは、サンプルに負けない子どもたちの創造力の見せ所です。
イベントの終了時間まで「あと5分!」などとカウントダウンされながら、ものすごい集中力で作品を仕上げ、それぞれに自分好みのオリジナル作品を持ち帰りました。