祭りまであとひと月となる週末の朝、小田東部八坂神社の境内を訪れると、
もうあちこちで「おぅ、よろしく」などと会話の輪ができていました。
毎年この日は、町内15ヵ所に小田祇園祭の結界(統示,とうじ)を張ります。
祭りの伝統を支える
祭りの全ては小田東部区を5つに分けた、今年の「当前(とうめ)」が仕切る習わしです。
そこに昨年から、小田の若手が地区を超えて祭りを支える、
「小田鳳篋乃會(おだほうきょうのかい)」が、高齢化する地域をバックアップ。
さっそく一番大変な竹の伐採チームに混ざり、
青々とまっすぐな淡竹(はちく)を切り出しました。
八坂神社に戻ると、拭き清められた本殿が待っていました。
ときどき初夏の風が、周りに張られたしめ縄を揺らしています。
去年ここで聴いた、「御神輿(ごじんこ)囃子」が頭の隅から流れてきました。
結界の習わしと祭りの風景
鳥居の前や辻など、町内7ヵ所に結界を張っていきます。
中には敷地内に杭を打ち、竹を固定するところも。
住民の方も出てきて、「去年はこうしてたよ」と教えてくれる一幕もありました。
竹には「男結び」で荒縄を結ぶ、
鳥居には下から7回、5回、3回巻く、
他にも幣束の向きなど、
数多くの細やかな習わしが伝わっています。
5年に1度の当前。
みなさん記憶をたどりながら、今年の記憶を新たにしていました。
統示を境に、小田の風景が祭りモードに変わります。
ここに住む人たちが「今年も祭りが始まった」と実感する行事です。
2026年の小田祇園祭は、7月18日(土)に執り行われます。
統示を終えた町では、これから少しずつ祭りの準備が進んでいきます。
見どころなどの詳細については、こちらの特設ページをご覧ください。
このホームページでは今年も、祭りの準備や夏の小田の風景を、少しずつ更新していきます。





































